●職人の技術が集約された焙煎器
焙煎の技術というのは間違いなく重要です。
ですが、焙煎技術だけでは、至極のコーヒーは作れません。
焙煎という工程において、
技術と同様に最も重要な要素の一つが生豆を焼く「焙煎機」です。
一流のピザ職人が、どんなに完璧な「素材」と「技術」を駆使しても家庭用オーブンでは石釜と同等の味は当然出せませんよね?
コーヒーの焙煎も同じです。
どんなに優れた焙煎技術をもっていても、肝心の焙煎機が駄目では、絶対に美味しいコーヒーは作れないんです。
焙煎機の性能というのは、これほど重要なファクターの一つなんですね。
では、美味しく焼ける焙煎機に必要な条件というのは、どういったものなのでしょうか?
焙煎とは、単純に言えば「火力と排気のコントロール」によって、生豆を均一にムラなく焼く作業です。
均一にムラなくコーヒー豆を焼くためには、どうすれば良いのか?これが、焙煎機の性能に関わってきます。
焙煎機において、美味しい豆を焼くために必要な条件は次の4つです。
・安定した焙煎が可能か?
・熱量を十分に発生させその熱量をコントロールできるだけのポテンシャルがあるか?
・シリンダーの回転数を制御できるか?
・排気ファンの回転数を制御できるか?
この4つが、おいしいコーヒーを焼くためには必要な条件ですが実は日本国内の焙煎機メーカーだけでなく、ドイツやアメリカなど
スペシャルティコーヒーの先進国ですらこの4つの条件を全て満たす焙煎機というのは、存在しません。
【珈琲きゃろっと】の焙煎機を設計されたのが井上製作所」の井上さんです。
井上さんは、日本人初の宇宙飛行士である毛利さんが館長を務める「科学未来館」の展示ロボットを製作したほどの優れた技術者です。
この様な素晴らしい焙煎機には、焙煎機としては世界初の「熱量測定システム」という機能を備えています。
焙煎機というのは、ガスによって豆を焼きますから通常、焙煎する際はガスの圧力計を見て、火力をコントロールします。
ですが、ガスの体積というのは、気温によって変化しますから従来の焙煎機では、勘を頼りに焙煎しているにすぎません。
「今日は気温が低めだから、この位のガス圧で焼けばいいかな?」
単純に言えば従来の焙煎方法とは、こんな感じです。
なぜ勘に頼らなければならないのか?
それは、今まで「熱量を測定する」という技術がなかったからに他なりません。
「勘に頼るしかなかった」と言った方が正しいでしょう。
焙煎とは突き詰めれば「過不足無く、生豆に対して最適の熱量(カロリー)を与え、豆に科学変化を起こさせることによって味や香りの成分を生成する」ということです。
ですが、「効率よく豆に熱(カロリー)を与える」ということが、最も難しいのです。
なぜなら、今まで「熱量」というのは、目に見えるものでは無かったからです。
「熱量を測定する」と言われても、いまいちピンとこないかもしれませんが熱量というのは、絶対的なもので、気温によって変化するものではありません。
ですが「熱量の流量を測定する」という概念はあっても、技術的に不可能とされていましたから、今まで誰も実現させることは出来ませんでした。
【珈琲きゃろっと】ではこの焙煎機はパソコンと連動させることにより、測定された熱量がパソコンのモニター上にグラフ化されてデータとして管理ができます。
このように、
【珈琲きゃろっと】のコーヒー豆というのは「最高の品質、最高の鮮度、最高の焙煎」で、あなたのために、
【珈琲きゃろっと】が焙煎するコーヒー豆なんです。